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『第8回アジアCBT会議』にて次世代プロジェクト生がポスタープレゼンテーション賞に選ばれました

UPDATE: 2024.03.26

 去る2月28日~3月3日にインド・ニューデリーの全インド医科大学において『8TH ASIAN CBT CONGRESS (第8回アジアCBT会議)』(Asian Cognitive Behavioral Therapies Association(アジア認知行動療法学会)主催)が開催され、本学次世代プロジェクト生が受賞しました。

 CBT(Cognitive Behavioral Therapy:認知行動療法)は、世界中で精神疾患の治療や予防に用いられている、科学的なエビデンスにより体系化された心理療法のひとつです。

 この会議は、2〜3年に1回開かれる認知行動療法のアジア地域の国際学会で、認知行動療法に関する研究者や実践家(臨床家)により最新の研究成果や知見が発表され、優秀な口頭発表やポスタープレゼンテーションに対し、賞を授与されています。今回の会議では、本学次世代プロジェクト生の大橋 将一さん(連合小児発達学研究科3年)が、研究業績を称えられ、グループでCultural Adaptation of CBT and Current部門のポスタープレゼンテーション賞を受賞されました。

(大橋さんのコメント)
 私たちの研究は日本の小学生のための不安予防教育プログラムをeラーニングで提供できるよう、システムを開発し検証するというものです。今回の受賞を通して、その国の文化に合わせてCBTを用いることや情報技術を活用してそれを実現していこうとする姿勢を評価いただけたことが非常に嬉しかったです。また、英語が苦手だった私が国際会議に参加することができ大きな学びと成長の機会を得られたのは、次世代の英語学習支援を受ける中で少しずつ自信が持てるようになったからです。改めて本プロジェクトに参加できたことにも感謝しています。

(アジアCBT会議の詳細はこちら

【Feasibility study of an e-learning version of the “Journey of the Brave (JOB)” universal anxiety prevention program in Japan】のタイトルで、ポスタープレゼンテーション賞を受賞された大橋さん(写真中央)が説明されている様子