次世代プロジェクト生が筆頭著者となる論文が米国科学誌に掲載されました
UPDATE: 2025.02.12
本プロジェクト生の水島 健太さん(工学研究科物理学系専攻D2)が筆頭著者となる論文“Raman microscopy of cryofixed biological specimens for high-resolution and high-sensitivity chemical imaging”が、米国科学誌「Science Advances」に掲載されました。
水島さんの所属する研究グループにおいて、生体試料を凍らせて分子を高感度観察ができるクライオ-ラマン顕微鏡を開発することに成功され、論文発表されたものです。より高機能となった顕微鏡が多くの研究の発展につながることが期待できます。
この記事が科学技術振興機構ホームページにて紹介されています。(プレスリリース資料に水島さんのコメントも掲載されています)
(水島さんのコメント)
私たちの研究はこれまで見ることが出来なかった生体試料の中の分子を観察できるようにするための顕微鏡を開発するというものです。本論文の掲載を通じて私たちの開発した技術が世界で広く使用されることにより、医学、薬学、生物学など様々な分野の発展に貢献できれば嬉しいです。また、本論文の研究を行う際に次世代の支援を受けることで研究に集中することができたため、本プロジェクトに参加できたことに深く感謝しています。