2025/6/20(金)15:30から1時間、人文学研究科D2の中村莉菜さんにインタビューをしました。大学院副専攻・高度副プログラムでの学びが研究やキャリアにどのように活かされているのかという話を中心に、参加者間で活発な質疑応答や意見交換が行われました。中村さんはフランス映画を専門に研究されています。学部生の頃は他大学の法学部で学ばれていましたが、同時に美学芸術学のプログラムも受講され、映画への興味を深めていったそうです。大学卒業後は一般企業で働きながら大学院での研究の準備も進められ、大阪大学大学院人文学研究科に進学されました。高度副プログラム「世界の言語文化とグローバリゼーション」では、同じ研究科や近い分野の教員や学生と議論をする中で、自身の研究対象である映画を多様なアプローチから分析できることや、学びを社会に生かせることを実感されたそうです。「近い分野にいても全然知らないことがたくさんある」というお言葉が印象的でした。専門研究を進めていると、考えてもいなかった分野の観点を入れた方が良いと気づくこともあり、その際の対応力を身につけることができたとのことです。インタビュー当日の意見交換を通して、参加者間でのネットワーキングの機会にもなりました。今後も同様のインタビュー開催を予定していますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

開催日時：2025/6/20(金) 15:30〜16:30
開催場所：豊中キャンパス　全学教育実験棟1F　DAICEL Studio＆オンライン（Zoom）
ゲスト（インタビュイー）：中村莉菜さん（人文学研究科D2）
インタビュアー：田尾俊輔（学際大学院機構）
参加者：11名

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