公共圏における科学技術政策・研究プロジェクト+

公共圏における科学技術政策・研究プロジェクト+

科学技術に関わる社会的な課題について、専門外の人びとにどのように伝えるべきか、どのような知識に基づいて考えるべきか、課題解決に向けた公共的な意思決定に誰が参加すべきかを、科学技術コミュニケーションや人文学・社会科学の観点から学ぶことができるプログラムです。

「学際融合・社会連携を指向した双翼型大学院教育システムDouble-Wing Academic Architecture(DWAA)」において、「社会と知の統合」(社会課題の解決)に位置付けられます。

なお、本プログラムは、文部科学省「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』推進事業」の基盤的研究・人材育成拠点を担うものとして実施されます。

プログラム種別
副専攻プログラム
キーワード
科学技術の倫理的・法的・社会的課題 (ELSI)
選抜・選考
選抜・選考 あり
修了要件単位数
14単位
公式サイト
http://stips.jp/
プログラム詳細
https://koan.osaka-u.ac.jp/campusweb/campussquare.do?_flowId=FPW4207100-flow&nendo=2024&shikakukbncd=16&shikakucd=24&langkbn=j
社会と知の統合

身につく能力

本プログラムでの学習によって、学問諸分野・政策・社会の間を「つなぐ」ことを通じて科学技術イノベーション政策の形成に寄与するために、以下の能力を備えた方に修了認定証を授与します。

  1. 「科学技術コミュニケーション」、「科学技術社会論・科学史・科学哲学」、「科学技術と公共政策・国際政治」など、対象とする学術分野の研究動向(先行研究)について体系的に理解し、学術上の課題を特定することができる。
  2. 上記の研究動向(先行研究)および学術上の課題についての理解を踏まえて、適切な研究手法を用いた研究計画を立案することができる。
  3. 上記の研究計画に基づき、研究倫理審査、データ収集や分析等の研究活動を実施することができる。
  4. 上記の研究活動から得られた知見を、学会での発表や学術論文の形にまとめることができる。
  5. 上記の研究成果に関して、一般社会へのアウトリーチ活動を行うことができる。
  6. 本プログラムの履修が主専攻での学習・研究活動に与えた影響について、多角的に自己省察を行うことができる。

履修条件・履修方法

副専攻プログラム「公共圏における科学技術政策」(14単位以上)修了後の博士後期課程の学生。「研究計画書(様式指定)」の提出および面談により、受講生を決定します。