履修した先輩の声

各プログラムの内容・魅力について

複雑な社会課題にどう取り組むかを身を持って学べた

専門性が通用しない舞台で何ができるか、を考えるきっかけとなりました。

普段の研究とは異なり、実験できない点が公共政策の難しさだと思います。
利害が複雑に絡む現実をどう動かすか考え、実際に動かす事が社会にとって必要な「答え」なのだと、身をもって学ぶことができました。


リーディングプログラム「超域イノベーション博士課程プログラム」履修生/薬学研究科


「超域イノベーション総合」持続可能な地域社会
課題提供者:京都市右京区京北地域

大学という枠を超えた学び/現場に触れてこそわかることがある!

これまで私の「大学での学び」はほとんど大学内で終結していました。しかし、「公共サービス・ラーニング」「プロジェクト・ラーニング」の2つの授業では、大学という枠を越えて活動し、将来につながる学びや気づきを得ることができました。

公共サービス・ラーニングでは、NPOでのボランティアという形でフィールドワークを実施しましたが、現場に触れてこそわかることがあることを実感し、今後も現場に近い位置で支援をしたいと決心を固める機会になりました。


副専攻プログラム「未来共生プログラム」履修生/国際公共政策研究科


東北地方でのフィールドワーク

普段の実験で何気なく使っている計測機器…装置の原理はどうなっている!?

「普段の実験で使っている装置がこういうシステムで動いているんだ」ということを知ることができる授業です。

将来的に、例えば装置のこういうところを工夫したいとか、こういうところがもっとこうなればいいと思った時に、装置の基礎的な仕組みを理解していることは役に立つかもしれません。


高度副プログラム「基礎理学計測学」履修生/理学研究科

異分野のチームでプロジェクトを遂行するコミュニケーション力が身につく

工学系、情報系の仲間と試行錯誤しながら研究プロジェクトを遂行し、国際学会や論文誌で成果を報告しました。

異分野のメンバーとの議論では、互いの視点や思考の違いを理解したうえで、議題の本質を話すことが、真のコミュニケーションだと気づきました。


リーディングプログラム「ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム」履修生/生命機能研究科

異分野の受講生との議論を通じて専門研究を多角的にとらえることができるようになった

研究室ではまちづくりや町並みの景観やデザインに関する研究をしています。

受講していた社会人の方は、保育に関するデザインの仕事をされていて、社会人や子供の視点からデザインについての意見を聞けたり、文学研究科の方からは文化的な側面からまちづくりの課題についてのアプローチ方法を聞けるなど、今までに無かった観点からまちづくりデザインについて考えるきっかけを得ることができました。


高度副プログラム「まちづくりデザイン学」履修生/工学研究科

多分野の方法論に触れることで、主専攻での研究の幅が広がる

主専攻は統計が専門なので、主専攻にプラスになることを教えてもらえるのではないかと思い、高度副プログラム「データ科学」を受講しました。

プログラムには文系・理系5つのコースがあり、扱う方法やデータが異なり、いろんなデータをいろんな視点から見ていくので考え方が広がりました。


高度副プログラム「データ科学」履修生/人間科学研究科

 
 
 

専門以外のことを学ぶことによる専門教育への影響について

非専門分野での経験が専門研究を進める上でも活かせると実感

プロジェクトでは、現地を6回訪問し、地元の方や移住者の方にインタビューを行いました。
私の専門領域では、実験から得られた数値などのデータのみを扱うため、地域に対する想いといった定量化が困難な情報を扱う経験は初めてでした。
当初はそのことに戸惑いを覚えることもありましたが、普段扱っている情報とは異なる情報を扱いながら、半年間ひとつの課題とじっくり向き合った経験は、今後の専門研究を進める上でも思わぬところで活きてくると感じています。


リーディングプログラム「超域イノベーション」履修生/生命機能研究科


「超域イノベーション総合」過疎地域の将来を描く
課題提供者:京都市右京区京北地域

異なる視点を得ることで専門研究もより広がる・深まる

コースワークを通じて、自分の専門領域を異なる角度から見直す視点を身につけることもできました。

一見研究と全く関係のない活動も、最終的には研究活動に生かされていると実感しております。


リーディングプログラム「超域イノベーション」履修生/言語文化研究科

異なる視点を得ることで専門研究もより広がる・深まる

自分の研究の意義を伝えることを意識するようになった。既に得られた事実について検討する研究室での議論とは異なり、外部の人からは、その研究を活かして何が出来るかこれから先の未来について見られていることが分かった。
研究室とは異なる視点で研究を見つめられるようになって、専門研究を進める上でも意義があったと思う。


リーディングプログラム「ヒューマンウェアイノベーション」履修生/生命機能研究科

 
 
 

専門研究との両立について

プログラムは負担にならないように選んで取ったこともあり、両立の負担はあまりなかったです。実際、主専攻の科目とかぶっている講義もありましたし、どの科目も自分が聞きたい話だったので、自分のスキルアップ、レベルアップのためだとポジティブに考えていました。


高度副プログラム「データ科学」履修生/基礎工学研究科

成長できた点はたくさんありますが、例えば専門研究をやりつつヒューマンウェアプログラム関連の作業もすることで、マルチ作業能力も飛躍的に向上しました。


リーディングプログラム「ヒューマンウェアイノベーション」履修生/情報科学研究科

 
 
 

履修しようと思ったきっかけ

モノ作りには、設計やマーケティングなど大勢の人が関わるのに、家と研究室の往復だけでいいのか!?

学生時代に抱いたこの疑問をきっかけに、大学院1年時に高度副プログラムを受講。他研究科の授業や研究室の外での出会いが、現在の「想いのつまったモノづくり」の原点になっている。


對馬哲平さん/「wena wrist」開発者
ソニー株式会社 新規事業創出部wena事業室統括課長
工学研究科修士課程・修了/高度副プログラム履修生

融合分野である宇宙生物学の研究を遂行するには異分野をまとめる力が必要

大学に入って本格的な生物の講義を初めて受けて、生命の神秘にときめいた。融合分野で成果を上げる研究者になるには異分野をまとめる知識とスキルが必要との思いから、リーディングプログラムを履修。


水内 良さん/東京大学 特任助教
情報科学研究科博士後期課程・修了/リーディングプログラム「ヒューマンウェアイノベーション」履修生

 
 
 

履修した先輩の活躍

大学院での学びが仕事に活きている

業務で取り扱うデータは多種多様で、大学時代に触ったことすらないデータがほとんどですが、リーディングプログラムで修得した専門外分野への理解力や学び方をもって柔軟に対応できていると思います。


徳山 健斗さん/味の素株式会社 コーポレートサービス本部
情報科学研究科博士後期課程・修了/リーディングプログラム「ヒューマンウェアイノベーション」履修生

大学院での学びをもとに起業

大学院での研究、プログラムの履修を両立するのはかなり大変でしたが、それら全ての知見を活かす包括的なプロジェクトとして、みんなで創る教材データベース「Ecommons」を立ち上げることができました。


藪中 孝太朗さん/株式会社IC(アイシー)を起業
法学研究科博士課程・修了/リーディングプログラム「未来共生イノベーター」履修生

 
 
 

各プログラムの履修生の声リンク集

博士課程教育リーディングプログラム

大学院副専攻プログラム・大学院等高度副プログラム