「DWAA」とは

「学際融合・社会連携を指向した双翼型大学院教育システム」とは

大阪大学では令和3年度より、アカデミアのみならず広く社会のイノベーション創出で活躍できる博士人材の育成を目標として、「学際融合・社会連携を指向した双翼型大学院教育システム」 (Double-Wing Academic Architecture: 通称DWAA) を推進します。

SDGsに代表される現代の社会課題は、複雑で多様化しています。こうした社会課題は、一つの方向性からのアプローチで解決できるものではなく、さまざまな方向から考え、高度な汎用力を身につけることが不可欠です。また、AIに代表されるテクノロジーの発達や地球規模の感染症など、現代の社会は変化が激しく、予測が困難で不確実な時代と言われています。そのため、広い視野と柔軟さを持って課題に取り組み、多様なステークホルダーと協働し、専門分野のコアを軸として、より深くあるいはより広く、大学院での学びを活かしていくことが求められます。

DWAAは、「知の探究」「知と知の融合」「社会と知の統合」の三つの領域で構成され、専門分野のコアの修得を前提として、これまでの大学院で行われてきた専門性の探求を目指す教育に加え、新たに二つの方向に教育を広げる点に特徴があります。
今回新たに、「知と知の融合」「社会と知の統合」の方向性において提供される多様な教育プログラムを、学生自身による柔軟な選択を促進するため「知のジムナスティックスプログラム」として体系化し、整理しました。

知のジムナスティックスプログラムについてはこちらのページをご覧ください。

Double-Wing Academic Architecture
(DWAA)

大阪大学の教育改革の全体像