グローバルヒストリー
グローバル化の急速な進展に伴い、現代世界がいかにして形成されてきたのか、長期の時間軸と、国民国家 (national history)を含めた多様な空間認識で、世界の歴史をとらえ直して、改めて現代を理解することが不可欠になっています。本プログラムは、このような新たな世界史理解に対する社会的・学術的ニーズを背景に、グローバル市民として活躍できるような人材を養成する目的で設置されました。
身につく能力
本プログラムでの学習を通じて、以下の能力を備えた方に修了認定証を授与します。
- 歴史学研究の多様な研究方法、アプローチを体系的に理解している。
- 具体例な個別研究を理解すると同時に、「比較」と「関係性」の枠組で、自分の研究を相対化できる。
- 人文学、社会諸科学、地域研究等の学際的な融合の試みを通じて、歴史を総体的・俯瞰的に理解する。
- 研究成果を英語で発信し議論することができる。
履修条件・履修方法
特に資格や条件はありません。文系、理系を問わず、文系内部でも人文学、社会諸科学、地域研究などの学問領域を超えて、新たな世界史であるグローバルヒストリーを考えてみようという、意欲的な学生の皆さんの受講を歓迎します。