ユネスコチェア「グローバル時代の健康と教育~健康のための社会デザイン~」

ユネスコチェア「グローバル時代の健康と教育~健康のための社会デザイン~」

2018年10月、大阪大学にユネスコチェア「グローバル時代の健康と教育(Global Health and Education:GHE)」が設置されました。「教育」と「健康」に関するグローバル課題を取り上げ、研究と教育を通じた人材育成から、SDG3(健康)およびSDG4(教育)達成に貢献します。本高度副プログラムは、ユネスコチェアGHEのコンセプトに則って実施します。人びとの「多様な健康」について、文系・理系の枠を越えて広く深い対話ができ、将来的にUNESCO、WHOやUNICEF等の国際機関で活躍できる人材育成を目指します。
健康格差の主要な要因は、医療環境もさることながら、むしろ社会環境にあることが知られており、言うまでもなく健康格差はさらなる社会格差を引き起こす主要な要因でもあります。この悪循環を是正するための最善のツールは教育にあると言われています。そして、国や地域の経済発展の程度を問わず、学校教育における健康に向けた環境の整備が喫緊の課題とされています。こうした課題に取組むには、学際的な議論が不可欠です。医学、工学、社会学、経済学、政治学、文学など、多様な専門分野による「知と知の融合」を生み出す人材の育成を通して、健康格差是正に向けた新たな知識や技術の組み合わせを試みる創造的な活動を推進します。

プログラム種別
高度副プログラム
キーワード
健康教育 グローバルヘルス
選抜・選考
選抜・選考 なし
修了要件単位数
8単位
公式サイト
https://ou-unescochair-ghe.org/
プログラム詳細
https://koan.osaka-u.ac.jp/campusweb/campussquare.do?_flowId=FPW4207100-flow&nendo=2024&shikakukbncd=13&shikakucd=88&langkbn=j
知と知の融合

身につく能力

  1. 「健康」の多様性を理解する。
  2. ものごとを多角的、かつ幅広い視野でみることができる。
  3. 専門分野の枠を越えた議論に参加できる。
  4. 「多様な健康」を促進するための教育および社会デザインについて具体的な提案ができる。

履修条件・履修方法

履修条件や対象となる研究科の制限などは特に無し。
文系、理系を問わず、全学からの積極的な参加を期待します。