医学倫理・研究ガバナンスプログラム

医学倫理・研究ガバナンスプログラム

ヒトゲノム解析やiPS細胞を用いた最先端の医学・医療は急速に発展してきており、社会と調和の取れた形で進展するためには、医学倫理や研究ガバナンスに対する取り組みが重要になります。本プログラムは、そうした社会的・学術的ニーズを背景に、研究や医療の現場で働く専門家が、医学倫理と研究ガバナンスの専門的・実践的知識を身に着けるために設置されました。さらに、医学倫理・研究ガバナンスを主たる専門として、将来、大学院で学ぼうと考えている人々が、基礎知識を取得し、自ら課題に取り組む力を身につけることができるようにデザインされています。

プログラム種別
高度副プログラム
キーワード
医学 医療の倫理的 法的
選抜・選考
選抜・選考 なし
修了要件単位数
8単位
公式サイト
https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/category/lecture/
プログラム詳細
https://koan.osaka-u.ac.jp/campusweb/campussquare.do?_flowId=FPW4207100-flow&nendo=2024&shikakukbncd=13&shikakucd=69&langkbn=j
社会と知の統合

身につく能力

本プログラムでの学習を通して、以下の能力を備えた方に修了認定証を授与します。

  1. 医学・医療の倫理的・法的・社会的課題や政策・ガバナンスの仕組みについて、自分の言葉で他者に説明できる。
  2. 医学・医療の進展に伴う倫理的・法的・社会的側面について、俯瞰的に議論することができる。
  3. 医学倫理・研究ガバナンスについての様々な考え方・見方を踏まえた上で、自らの思索を深めることができる。
  4. (医学系研究者・医療者として)自らの研究・医療活動において、自立した専門家として倫理的・法的・社会的課題に取り組みながら研究や医療を行い、他の専門家や関係者、患者・市民と連携することができる。
  5. (医学倫理・研究ガバナンスの専門家として)医学系研究者・医療者が実践する研究や医療について、倫理的・法的・社会的側面の支援や指導ができる。
  6. (医学倫理・研究ガバナンスの専門家として)医学・医療に関する倫理的対応として法規制やガイドライン、研究現場のポリシーや改善策を提案するとともに、他の専門家や関係者、患者・市民を連携させることができる。

履修条件・履修方法

修士課程・博士課程在籍者、医療従事者、医学研究者、製薬企業で働く方などの受講も想定しています。法学や社会学、心理学出身の方も歓迎します。