社会の臨床

異なる文化背景、移動、健康状態、障害・能力、ジェンダーや性、経済状態、その他さまざまな理由により、社会の主流・標準(メジャー)となるものによって周辺化、不可視化、マイノリティ化されているひとびとの経験があります。しかしながら、そのようなマイノリティの境遇において育まれてきた生き方は、社会の抱える根本の問題について、たいせつな気づきや生きるための知恵を与えてくれます。本プログラムは、こうしたマイナーな生の引き受けるひとびとの〈知恵〉に着目し、それを受講者とともに見極め、さまざまなちがいが交差する社会における〈臨床〉=〈ひととひとのあいだ〉にうまれる知の覚醒をめざします。
(関連するテーマ:(浦川べてるの家の)当事者研究、障害学、フェミニズム、ジェンダー・スタディーズ、セクシュアリ
ティ/クィア研究、識字教育、マイノリティ文学、臨床哲学、多文化共生ほか)
- プログラム種別
- 高度副プログラム
- キーワード
- 対話 弱さ マイナー性
- 申請方法
- KOAN申請
- 選抜・選考
- 選抜・選考 なし
- 修了要件単位数
- 8単位
- 連絡先
-
COデザインセンター:https://cscd.osaka-u.ac.jp/contact/
全学教育推進機構等事務部 横断教育・カリキュラム改革担当
E-MAIL: zenkyo-odankyoiku[at]office.osaka-u.ac.jp ([at]は@に置き換えてください。)
社会と知の統合
身につく能力
本プログラムでの学習を通して、以下の能力を身につけた方に修了認定証を授与します。
A 多様でマイナーな生の経験に根ざした臨床的知を涵養するために、
- 共感的に対話する(empathetic dialogue)
- 多彩な表現をともにわかちあう
- 異なる社会的背景を想像できる
B 問題の当事者たちとともに変革(アクションリサーチ、インクルーシヴリサーチなど)に向かうために、
- さまざまなちがいが交差する文脈を理解する(交差的な知のリテラシー)
- ともに見、ともに聴き、ともに触れ、ともに動く(協働する)
- 解けない問題をまえに、ねばりづよく実践をつづける力
履修条件・履修方法
履修条件は特になし。ただし、対人支援または福祉・行政など社会事業にかかわる研究や職業をめざすひとが望ましい。