メディカルデバイスデザイン

メディカルデバイスデザイン

本プログラムは医療機器開発のプロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャーを養成する専門プログラムです。医療機器開発は医療機関に従事した経験を有する者のみならず、エンジニアなどさまざまな専門家からなるチームで行われるものです。また、医療機器開発の目的は「医療現場におけるニーズを的確に捉え、それを解決する機器を開発し、臨床現場に届け続けること」です。そのため、①臨床医学を理解する:まず医療機器開発に必要な医学知識を習得し、②ルールを理解する:臨床での使用に際し遵守すべき倫理規定や法規制、リスクマネジメント(いわゆる薬事)について学習します。さらに、③医療機器を理解する:最新の医療機器に触れながら、機器の構造、特徴を理解し、その機器がどの様に使用されるか、臨床現場のどういったニーズを解決するために開発されたのかについて、メーカー出身の講師から学びます。最後に、④ビジネスを理解する:ビジネスとして成立するよう、資金戦略、販売計画の策定、知財関連のマネージメント、そして保険戦略についても学習します。現場では教科書や講義から得た知識だけでは予測できない課題に多々直面するため、実践で生じるさまざまな実体験、課題、それをいかに克服するかについて、現実に医療機器開発をマネージングしてきた講師から学びます。

プログラム種別
高度副プログラム
キーワード
医療機器開発 産学医工連携 MDD
選抜・選考
選抜・選考 なし
修了要件単位数
8単位
公式サイト
https://mei.osaka-u.ac.jp/hukupro/huku-mdd
プログラム詳細
https://koan.osaka-u.ac.jp/campusweb/campussquare.do?_flowId=FPW4207100-flow&nendo=2024&shikakukbncd=13&shikakucd=79&langkbn=j
社会と知の統合

身につく能力

企業や研究機関で医療機器開発をめざす場合はもちろん、官公庁などにおいて医療機器の評価・審査などに携わる際にも即戦力となる知識を身に着けることができます。グループワーキングなどを通じて、それぞれの組織において一線で活躍する社会人受講生とともに学び交流を深めることで、学生同士では得られない一歩先を目指して欲しいと思います。

履修条件・履修方法

医療機器開発に興味があること
社会人受講生と同じルールで受講できること