知的財産法を修得した人材育成

知的財産法を修得した人材育成

「知的財産立国」を標榜する我が国において、自ら生み出した知的財産の戦略的な保護を図るとともに、他者の知的財産を円滑に活用することのできる人材がより一層強く求められています。知的財産には技術的思想(発明)を保護する「特許権」、工業デザインを保護する「意匠権」、営業に係る標章を保護する「商標権」、思想・感情の創作的表現を保護する「著作権」など様々なものがあります。自分の成果を守る・他人の成果を尊重するという、知的財産法に関する知識は、理系・文系を問わず様々な分野の学生が今後研究者生活その他の職業生活を送っていく上で、非常に有益なものとなるでしょう。そこで、本プログラムでは、大学院生に対して知的財産法に関する高度な教育を提供することにより、各分野において知的財産を適切に駆使し、我が国の社会経済の発展に寄与することのできる専門家を育成することを目指しています。

プログラム種別
高度副プログラム
キーワード
知的財産 特許 著作権
選抜・選考
選抜・選考 なし
修了要件単位数
6単位
公式サイト
http://www.iprism.osaka-u.ac.jp/
プログラム詳細
https://koan.osaka-u.ac.jp/campusweb/campussquare.do?_flowId=FPW4207100-flow&nendo=2024&shikakukbncd=13&shikakucd=41&langkbn=j
社会と知の統合

身につく能力

自らが関心を有する知的財産法の一定の分野又は領域について、制度等に関する基礎的及び発展的な知識を身に着け、これを他者に説明することができることを目標とします。

履修条件・履修方法

  • 本プログラムの科目のうち、「技術保護法」、「デザイン保護法」、「ブランド保護法」、「文化保護法」、「競業法」は、それぞれ「特許法」、「意匠法」、「商標法」、「著作権法」、「不正競争防止法」を履修済みであることを履修資格としています。また、「知的財産関係法」、「知的財産条約」も、「特許法」を履修済みであることを履修条件としており、さらに、「意匠法」、「商標法」、「著作権法」及び「不正競争防止法」を履修済みであることを推奨します。
  • 本プログラムの全ての科目について、受講人数の制限が設けられています。詳細は、KOAN登録の前に、シラバスを確認し、担当教員に相談してください。上限を上回る履修登録希望があった場合は抽選によることとします。
  • 本プログラムの科目の内容は、KOANのシラバスと各科目の第1回目の授業時にガイダンスがありますので、それを参考にしてください。
  • 本プログラムの科目を履修しようとするときは、やむを得ない事情がある場合を除き、第1回目の授業に参加してください。