健康医療問題解決能力の涵養
わが国は少子超高齢社会を迎え、同時に健康や医療の問題は複雑化している。保健医療に関わる人材にとって医科学の専門知識、技能の習得のみならず、人間社会の枠組みを律する人文社会科学系の知識・技能の涵養が重要である。複雑化した健康医療の諸問題に対処し、解決する能力、あるいは、答えのない課題にどう取り組むかが求められている。そこで、本教育プログラムは、文理融合教育の一環として、狭義の医学・医科学領域のみではなく、人文社会科学領域の基礎的知識を有し、倫理性、社会性、専門性、応用力、リーダーシップを兼ね備え、均衡のとれた研究者並びに専門職業人の教育育成を行うことを目的とする。
身につく能力
学習目標
- 幅広い医学、健康医療問題の解決に向けての公衆衛生学的な基礎知識を有する。
- 物事を多角的、かつ、幅広い視野でみることができるようになる。
- 身につけた知識を基に自由に発想し、表現できるようになる。
- 公衆衛生学の知識を自然科学や社会科学の方法論により、健康医療問題解決のために活用できる。
履修条件・履修方法
修士課程・博士課程在籍者