ものづくりコアーとしてのナノ科学技術
物理学、化学、生物学、エレクトロニクス、メカニクス、測定と解析技術など、様々な分野におけるナノ理工学の幅広い知識を学び理解し、ナノ科学技術の様々な分野の基礎研究能力を養い、併せて様々な分野の製造業へのナノ技術の応用能力を育む。アカデミア・企業における研究・開発職において、ナノ理工学を応用して優れた付加価値を生み出す能力を持った人材を育成することを目的とする。
プログラムの特徴
- 大阪大学ASEANキャンパスを活用したオンライン講義科目及び海外実習科目で構成されるハイブリッド型教育プログラム
- プログラム期間内に、ASEANキャンパスを設置する大学等に一定期間短期留学を行う
- 修了要件を満たした者には修了証明書が発行される
身につく能力
- ナノ理工学の基礎科学・技術への寄与の重要性についての理解
- ナノ理工学の物理・化学・生物学における役割について理解
- ナノ理工学とモノづくり科学・技術との関係についての理解
- ナノテクノロジーのエレクトロニクス、メカニクス、測定解析技術への応用の理解
- ナノテクノロジーと産業技術イノベーションについての理解
- ナノ理工学と現代社会の関係についての理解
- ナノ理工学とSDGの関係についての理解
以上の理解力を身につけるとともにものづくりコアー科学技術としての実践力を養う。
履修条件・履修方法
- KOAN掲示板（海外留学）に掲載される募集案内を参照の上、期日までに参加申込手続きを完了させること
- 大学卒（分野は問わない）で、PSA（Practical Study Abroad・海外実習）に参加するために、相手国に渡航するための条件を満たしていること
- プログラム開始の翌年9月末まで在籍予定であること
- 物理、化学のいずれかに関する学部レベルの専門知識を有すること
- 選抜のうえ、受講者を決定します
- 物理、化学、生物学等のミクロ現象の諸課題に関心があり、ナノ理工学を駆使して理解を深める意欲を持つ学生を歓迎します
- 理工系4年制大学卒（分野は問わない）以上で、ナノ理工学とその応用に関心をもって学習・研究または仕事を行った経験があること