大阪大学ASEANキャンパス SDGsフィールドスタディ バンブー:雲南とベトナム
本プログラムでは、中国雲南省からベトナムを流れ太平洋に注ぎ込む紅河の環境問題と地域に暮らす少数民族やベトナム人の自然を持続的に利用する知恵を「知の地方化」という方法論で学びます。そして、地域の課題間の関連および、課題の背後にある要因間の関係について、東南アジアの竹の地下茎をモデルとして複層的視点から理解を試ます。また、国際河川が抱える問題の複雑さや国家間、地域間の協力の可能性を考える機会にもなります。
プログラムの特徴
- ASEANキャンパスのパートナー校や連携機関などと協力し、地域が抱える課題を、様々な背景や関心を持つ人々とのコミュニケーションと現地における調査を通して学ぶ。
身につく能力
- 海外フィールドスタディの滞在先に関する情報、資料を収集し、自身の専門分野の研究やキャリアプランに関連付け、思考、行動できるようになる
- 異文化を背景とする人びとや異なる分野を専攻し、異なる関心を抱く学生仲間と、協働で研究あるいは実践活動を行い、協働の仕方を学ぶ
- 現地調査および研究を有効かつ円滑に進めるための基礎的なスキルを習得する
履修条件・履修方法
KOAN掲示板(海外留学)に掲載される募集案内を参照の上、期日までに参加申込手続きを完了させること。国際交流科目「海外フィールドスタディB」「SDGsとアジア太平洋地域Ⅰ」を履修すること。参加が決定したら、履修登録は国際部にて行います。
※休学中の者、3月卒業予定の者、退学予定の者を除く