量子情報科学学位プログラム

量子情報科学学位プログラム

昨今の量子コンピュータの研究開発活発化などに代表されるように、量子科学技術は、今後数十年にわたってさまざまな科学技術の研究開発を支えるゲームチェンジャーとなり得るポテンシャルを持っています。国の施策も多数遂行されており、これらに関連した分野の研究や人材育成を充実化していくことが望まれています。 ​
量子情報科学技術の発展には、量子科学と物理、情報、数学、化学、材料、宇宙、生命科学などの分野との融合から新しい量子情報科学を創り出してゆくことが必須であり、これらに関係する分野での国際的な人材育成を育成することが必要です。
特定分野大学院プログラム「量子情報科学学位プログラム」では、国際水準の優れた研究環境において高いレベルでの教育及び研究を行うことにより、高度な専門性と深い学識経験をもつ研究者の育成を行い、若手研究者が新しい研究領域を切り拓き、世界を変える研究を行う研究者として、量子情報科学研究を先導する次世代のリーダーとなる人材を育成します。

プログラム種別
特定分野大学院
キーワード
量子情報科学 量子コンピュータ 量子技術
選抜・選考
選抜・選考 あり
公式サイト
https://qis.itgp.osaka-u.ac.jp/

プログラムの特徴

  • 広範な量子情報科学分野において世界の第一線で活躍する研究者による体系的な教育​
  • 関西初の量子コンピュータ​実機を使った教育​
  • 国際的な研究機関・研究者とのネットワークを活用した共同研究、海外留学等の国際交流への参画

身につく能力

  1. 量子情報科学の高い専門性と俯瞰力
  2. 量子情報科学における横断研究の実践力​
  3. 量子情報科学の学術と産業分野に貢献する能力

履修条件・履修方法

【履修条件】
本プログラムは、以下の研究科・専攻に在籍する博士前期課程の学生を対象とします。
履修を希望する学生は、別途実施される本プログラムの選抜試験に合格する必要があります。
対象となる研究科・専攻
理学研究科(物理学専攻)
工学研究科(電気電子情報通信工学専攻)
基礎工学研究科(物質創成専攻、機能創成専攻、システム創成専攻)
情報科学研究科(コンピュータサイエンス専攻、情報ネットワーク学専攻)
※選抜試験の対象は、当該年度の4月入学者及び前年度の10月入学者です。

【履修方法】
在籍する研究科が定める博士前期課程及び博士後期課程の修了に必要な単位に加え、本プログラムの定める履修科目の単位を修得すること。
※本プログラムは、博士前期課程及び博士後期課程の5年のプログラムです。

 

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